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2019/10/18
当パネル後援イベント『兵庫県立コウノトリの郷公園20周年記念シンポジウム コウノトリとの「約束」からコウノトリとの「未来」へ-』が開催されます
以下のとおり、当パネル後援イベントが開催されますので、お知らせいたします。
◆兵庫県立コウノトリの郷公園20周年記念シンポジウム
コウノトリとの「約束」から コウノトリとの「未来」へ-
・日時 2019年11月2日(土) 13:30~16:20
・場所 豊岡市民プラザ(兵庫県豊岡市大手町4-5アイティ7F)
・参加費 無料
・定員 200名 ※事前申込制(先着順)
・DVD上映「コウノトリ野生復帰事業の足跡」
・記念講演「天然記念物制度とコウノトリの野生復帰事業」
江戸謙顕(文化庁 文化財第二課 天然記念物部門 文化財調査官)
・報告「野生復帰事業のこれまで」
コウノトリとの約束は果たせたのか
佐川志朗(兵庫県立大学地域資源マネジメント研究科長、郷公園統括研究部長)
コウノトリ野生復帰グランドデザインはどこまで達成できたか
江崎 保男(兵庫県立コウノトリの郷公園長)
・パネルディスカッション「コウノトリとの未来を考える~野生復帰事業の課題と展望~」
パネリスト
三浦慎悟(早稲田大学名誉教授)
大迫義人(兵庫県立大学教授/郷公園エコ研究部長)
川村教一(兵庫県立大学教授/郷公園ジオ研究部長)
中井淳史(兵庫県立大学教授/郷公園ソシオ研究部長)
出口智広(兵庫県立大学准教授/郷公園主任研究員)
コーディネーター 山室敦嗣(兵庫県立大学教授/郷公園主任研究員)
・総括・謝辞
江崎 保男(兵庫県立コウノトリの郷公園長)
◆申込・問合せ先
兵庫県立コウノトリの郷公園
電話 : 0796-23-5666(代)FAX : 0796-23-6538
http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/posts_announce/9651.html
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2019/10/18
サントリーの愛鳥活動のページでコウノトリ野生復帰事業の取り組みが紹介されました。
当パネルでは、2016年度から2018年度までの3年間、サントリー世界愛鳥基金「鳥類保護団体への活動助成部門」の助成を頂き、コウノトリ保全に関する全国的な取組みを行ってきました。このたび、「サントリーの愛鳥活動」のホームページで、「絶滅から復活へ 日本中の空を舞いはじめたコウノトリ@兵庫県・豊岡盆地」と題してコウノトリ野生復帰事業の取り組みが紹介されましたのでお知らせいたします。
詳しくはこちら → https://www.suntory.co.jp/eco/birds/fund/message/vol04/
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2018/11/18
「ジャパンバードフェスティバル2018 in abiko」に出展しました。
まだまだ知名度の低い当パネルの活動を広く知っていただくために、毎年千葉県我孫子市で開催される日本最大級の鳥の祭典「ジャパンバードフェスティバル」に出展しています。今年は、11月3日と4日に開催されました。今回は初めての試みとして、コウノトリに関係する4団体が連携して「コウノトリでつながるブース」として出展しました。一緒に出展した団体は「コウノトリと共生する地域づくり推進協議会(千葉県野田市)」「関東エコロジカルネットワーク」「コウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラム」です。共同企画として、各出展団体から一題ずつクイズを出題し、クイズとアンケートに答えると、4団体から持ち寄った様々なグッズを賞品として贈呈しました。
今回の出展で一番人気は、兵庫県立コウノトリの郷公園から連れてきた「触れるコウノトリの剥製(はくせい)」です。その他にも「野外コウノトリのライブ中継(兵庫県豊岡から)」や「コウノトリの折り紙」など多くの方に楽しみながらコウノトリの保全活動について知っていただくことができました。
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。今後ともコウノトリの保全や当パネルの活動にご協力いただければ幸いです。
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2018/10/27
IPPM-OWS主催の「コウノトリ保全セミナー」 を開催します!!
IPPM-OWS主催の「コウノトリ保全セミナー」
「あなたの街にもコウノトリが!? ~見えてきたコウノトリ保全事業の課題と展望~」を開催いたします。
当パネルでは、2015年11月に開催した「コウノトリ保全フォーラム」で採択した「東京宣言2015」(当ホームページ 概要参照)を活動目標として、様々な活動を行ってきました。飼育繁殖計画や 放鳥計画を立て、施設間での個体や有精卵移動により飼育個体群(生息域外個体群)と野外個体群(生息域内個体群)の遺伝的 多様性の維持・向上に努めてきたほか、新たな繁殖地における地元自治体等への支援や見守り活動、保全活動の普及啓発など にも取り組んできました。
今回のセミナーでは、コウノトリ保全事業の最新の状況について紹介するとともに、新たに見えてきた課題や今後の展望について報告いたします。是非、ご参加ください。
◆開催日時 2018年11月25日 13:00~16:30
◆開催場所 東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36)
◆内 容
・挨拶と趣旨説明
永井清(多摩動物公園 園長)
・講演「コウノトリ保全事業の近年の成果」
佐川志朗(兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科教授、兵庫県立コウノトリの郷公園エコ研究部長、IPPM-OWS域内保全作業部会長)
・講演「徳島県鳴門市での繁殖について」
柴折史昭(コウノトリ定着推進連絡協議会(徳島県))
・講演「島根県雲南市での繁殖について」
高橋誠二(雲南市教育委員会 文化財課)
・講演「京都府京丹後市での繁殖について」
小北景子(京丹後市教育委員会 文化財保護課)
・講演「野田市のコウノトリ放鳥事業について」
岡 重之(野田市 みどりと水のまちづくり課)
・講演「関東でひろがる コウノトリの輪~埼玉県鴻巣市・自治体フォーラムの取組~」
岡安優子(鴻巣市 環境課)
・講演「域外保全の重要性~飼育施設での取り組みと課題~」
中島亜美(多摩動物公園、(公社)日本動物園水族館協会生物多様性委員会ニホンコウノトリ計画管理者)
・講演「野外コウノトリの救護及び死亡の要因」
松本令以(兵庫県立コウノトリの郷公園、IPPM-OWS事務局長)
・講演「これまでの取り組みの総括と今後の展望」
江崎保男(兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科長・教授、兵庫県立コウノトリの郷公園統括研究部長、IPPM-OWS副代表)
・質疑応答
・閉会挨拶
高見一利(大阪市天王寺動物園、(公社)日本動物園水族館協会生物多様性委員会国際保全事業部長)
◆対 象 中学生以上
◆応募方法
・Eメールで以下のとおりお申込みください。
・2018stork@tokyo-zoo.net宛に、件名を「コウノトリ」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
・お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
・お申し込み後、3-4日以内に受付番号を返信します。連絡がない場合は、電話にてお問い合わせください。
・お申し込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
◆締 切 平成30年11月20日(火)
※10月25日(木)から募集を開始し、先着順とします。絞め切り前に定員に達した場合は、多摩動物公園のホームページ(東京ズーネット http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/)でお知らせします。
◆主催・共催・後援
(1)主催
コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル(IPPM-OWS)
(2)共催
(公財)東京都動物園協会
兵庫県立コウノトリの郷公園
兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科
(3)後援
(公社)日本動物園水族館協会(予定)
※このセミナーの開催経費の一部は、公益信託サントリー世界愛鳥基金の助成を受けています。
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2018/05/30
野外人工巣塔で成育している雛に足環を装着する研修を実施しました
野外個体には、個体識別するための足環(カラーリング)を装着しています。詳しくは、当パネルホームページ→IPPM-OWSの活動→各部会の活動→活動の実例を参照ください。
IPPM-OWSでは参加組織を対象に5月19日、20日の2日間、足環装着研修を実施しました。研修は知見やノウハウを有している「兵庫県立コウノトリの郷公園」に協力をいただき、兵庫県豊岡市で行いました。
今回の研修は、兵庫県豊岡市周辺以外で初めて野外で繁殖に成功した徳島県をはじめ島根県雲南市、京都府京丹後市のコウノトリ関係者、兵庫県立大学大学院の学生など14名が参加し、1日目は座学、2日目は現地での実地研修を実施しました。実際に高所作業車に乗っていただき、雛の捕獲や足環装着を県立コウノトリの郷公園職員の指導で行っていただきました。
【研修に参加した「とくしま動物園」 古田さんのコメント】
「2日間の研修を受けることで、装着時の疑問や不安を解決することができました。また、高所作業車での作業も経験することで、足環装着の一連の流れを理解することができました。この研修内容については参加できなかったメンバーとも共有し、来年の徳島県鳴門市での足環装着に生かしていきたいと考えます。」